Follow us
  1. パドロック(南京錠)のある暮らしTOP
  2. コラム一覧
  3. スリ・置き引き・盗難対策
  4. クロスバイク走行中の鍵の収納はどうする?鍵はシーンによって使い分けよう

クロスバイク走行中の鍵の収納はどうする?鍵はシーンによって使い分けよう

クロスバイクやロードバイクといったスポーツサイクルを趣味にしているのであれば、自転車を盗難から守る管理方法についてもしっかり理解しておくことが大切です。ツーリングを楽しんでいる最中や、駐輪場や自宅周りに停めている間などに、大事な自転車が突然なくなってしまったときの物理的・精神的ダメージは計り知れません。クロスバイクを始めとするスポーツバイクに適した鍵の選び方、持ち運び方を知って、安全快適に楽しめるよう意識しましょう。

クロスバイクに鍵をかけないといけない理由

クロスバイクとは、ロードバイクとマウンテンバイクを組み合わせたような自転車です。見た目のおしゃれさ・機能性といった面から一般的な自転車より高価なものが多いですが、通常のシティサイクルでは味わうことができない本格的な運転が楽しめるだけに、こだわるファンも少なくありません。そんな魅力を備えるからこそ、「盗難」には十分注意しましょう。高価なクロスバイクは、盗んだ犯人自身が乗る目的だけではなく、転売目的の盗難も多くなっています。一般的な自転車より狙われやすいため、万が一に備えて各自でしっかり対策しておく必要があります。盗難対策として、まず思いつくのが「鍵をつける」ということでしょう。ちょっとの間だから鍵をかけなくても大丈夫…という油断は禁物です。どんなに一瞬でも、離れるときは必ず施錠するくせをつけましょう。しかし、残念ながらただ鍵をつけたからといって絶対に盗まれないということはありません。クロスバイクは「できるだけ外に放置しない」「自分の目が届く範囲に置いておく」といったことを心がけたうえで、使用シーンに合わせた種類の鍵を使うことが効果的な防犯対策となります。

クロスバイクにおすすめの

基本的に、クロスバイク購入時に鍵は付属していません。そのため自分で別途買う必要があります。自転車の鍵といえば、タイヤに取り付けることによって、物理的にタイヤが回るのを防ぐのが特徴のリングロック(馬蹄錠)を思い浮かべるかもしれませんが、本体が軽いクロスバイクは丸ごと持っていかれてしまうケースも多いので、フェンスや柱にバイクを固定できるように、ワイヤーやケーブルタイプの鍵を用意した方が良いでしょう。固定物にロックすることで、簡単に持ち去ることができないようになります。また、シャックル部分が頑丈なU字ロックや、重量のあるチェーンロックを使うとより安心です。ワイヤータイプは使い勝手が良い反面、太さや素材によって簡単に切断できるものもあります。できればこれらのロックを一緒に使い、二重ロックするのが盗難対策には有効でしょう。本格的な盗難犯ともなればロックを切断するための工具を持ち歩いていることも考えられますが、しっかりとロックしているアピールをすることで通りがかりの犯行抑止につながります。駐輪するたびにロックを2つ付けるというのは面倒に感じるかもしれませんが、大事な愛車を守るためには、用心しすぎるということはありません。とはいえ、疾走感溢れる走りが魅力であるクロスバイクにおいて、重過ぎる鍵を携帯するのは不便に感じるかもしれません。出先で使う際は持ち運びしやすい軽い鍵を、自宅や駐輪場で保管する際は防犯性を重視した頑丈で重い鍵を使うなど、状況によって種類を使い分けるようにしましょう。

クロスバイクの鍵のかけかたのコツ

クロスバイクは、本体ごと持ち去られるだけでなく、その場で解体されて、パーツだけ持っていかれるという可能性も懸念されるため、鍵のかけかたには注意が必要です。ただフェンスや柱に固定するだけでなく、フレームとタイヤの両方にワイヤーロックを通したり、取り外ししやすい部品同士をロックしたり、と少し大げさ過ぎるほどに対策しておくと安心でしょう。クロスバイクの場合、フレームだけ、ホイールだけといった各種パーツの中古売買も行われているため、転売目的の犯人は部品だけを狙うケースも多いのです。サドルやヘルメットも含めてきちんとロックできるように、自分の車体に合わせて鍵のかけ方を工夫するようにしてください。

クロスバイクの鍵の持ち運び方

盗難対策を徹底しすぎるあまり、防犯性の高い鍵をいくつも持ち歩くのは負担になってしまうでしょう。通勤・通学・サイクリング時の持ち運びを考慮するなら、走行中に邪魔にならないサイズ・重量のものやコンパクトに収納できるタイプの鍵を選んでください。走行中の収納方法としては、タイヤに絡まらないようにハンドルやサドルの下に巻きつけるのが主流です。フレーム部分に取り付けられる収納ポーチなどもありますので、長めのチェーンロック等はそういったものを活用するのもおすすめです。 近年、クロスバイクの人気は幅広い世代で高まっているため、盗難に関する注意意識をしっかり持つことが重要です。大事なクロスバイクを盗まれないように、自分の使用シーンに合わせた鍵選びと、できるかぎり二重ロックすることを心がけましょう。

コラム一覧へ戻る

関連記事を見る